drippyponのブログ

日々の子育てについて

#16 ワーママが専業主婦にならない理由

私が専業主婦にならない理由、それは自分の社会的な存在価値を日々実感していたいからです。

 

育児休業を一度経験したので、専業主婦生活がどんなものか知っています。専業主婦といえど、家で家事という仕事をしているので、朝から晩まで働いています。それは、勤めているのと同じくらい仕事をしていて、かつ子供もいると自分のほとんどの時間を家族のために使っているので、すごく大変な仕事だと思いました。そして同時に、私にとっては外で働くよりもしんどいと思いました。

 

特に、家にいる、という意識が夫にあったため、それほど家事に協力的ではありませんでした。日中仕事をしているのは、サラリーマンもOLも主婦も同じです。主婦は家事に加えて育児も休む間もなく行っています。育児中の主婦は好きな時にトイレにゆっくり行けず、自分のタイミングでご飯もゆっくり食べられず、、子供はかわいいけれど、私にとって、そんな毎日は自分はいったい何をしているんだろう?と思わざるを得ない日々でした。

そして、1歳を過ぎると息子はベビーカー拒否で歩きたがり、唯一の息抜きだった外出さえも億劫になってきました。

 

これではダメだ、と育休復帰し、日々時間に追われて忙しい毎日を過ごしていると、自分の存在価値に気付くことができたのです。

 

家事、仕事、育児、どれも私にとっては大切な自分の存在価値を実感できるもので、それぞれの時間でそのほかのストレスを発散させることができました。

特に、仕事中は効率よく仕事ができる方法を探りながら進めたり、ミーティングなどでは家にいたときにはほとんどできなかったトーク力を磨いたりすることができました。まさに、人間としてのスキルアップをはかることができたのです。そして、昼休みには、お弁当を食べ、時には外食をし、同期とたわいない会話をすることで、心が充電できました。

 

私とは、何者か?

 

こんな問いがあったとしたら、ママであり、妻であり、そして、社会の一員です。と答えます。

私は全てを失いたくないし、失うと自分の存在価値が揺らいでしまう気がするのです。

 

 

そんなことを考えながら、今日も息子を保育園へ送りだしました。