drippyponのブログ

日々の子育てについて

#45 ママが働きやすい職場環境とは?

最近は、ワークライフバランスの考え方が広まってきて、働きながら子育てをする親も増えてきました。共働きという言葉も周りでは当たり前!という方も多いのではないでしょうか。

今日は、働きながら子育てをしている方はもちろん、これから仕事と育児の両立をしようとしている方、はたまた、職場に子育てしている同僚、部下等がいる方も考えてほしい問題です。

それは、ズバリ、「ママやパパが働きやすい職場環境とは、どのような環境なのか?」ということです。

 

第一子の時に育休復帰した私の経験を交えて、考えてみたいと思います。

私が思う、子育て世代にとって働きやすい職場環境は、

①会社側に理解があること

②同僚に理解があること

③職場に制度が整っていること

この3つだと思います。

 

①会社側に理解があること

これは、会社として子育てに関する理解があると、子供の熱などで、急にお休みをとることもそんなに申し訳なく思わずに済むと思うからです。

私の会社は、幸いにも理解があり、ワークライフバランスを推進しているため、子育て世代ではなくとも定時で終業することや、職場内の交流をはかることなどを会社が積極的に行っています。会社に理解があることで、子育て中の急なお休みも同僚に理解が浸透し、それが当たり前の雰囲気に繋がるのだと思います。

 

②同僚に理解があること

会社に理解があると、比較的同僚にも理解が得られやすいです。同僚に理解あると、休んでも嫌な顔されずに済みますし、何より仕事の分担もそれを見越してされるので、大変ありがたいです。

私の例ですと、実家が遠く基本的には祖父母の協力が得られないことを事前に上司に報告していたので、育休復帰の際は、いきなりたくさんの仕事を任せられるのではなく、状況をみながら、仕事量を増やしてくれました。実際、保育園に通い出したばかりの長男はよく熱でお休みしましたし、入院も二回しました。その度に、ママである私もお休みをいただきましたが、仕事量が少ない最初だったので、職場に迷惑をかけずに乗り切れたと思います。予め自分の担当と任された仕事と、「私の担当の仕事ですが、子供の熱で休むので、すみませんがやっておいて下さい。」と他人の仕事を急遽任される仕事、同じ仕事でも任された側のモチベーションは全く違いますよね。

これから育休復帰される方は、同僚の理解を得るためにも、自分の子育て環境と復帰後の働き方を上司に報告・相談し、仕事の分量について相談しておくことをおすすめします。

 

③職場に制度が整っていること

これは、①の会社側に理解があることとリンクするところもあると思うのですが、理解があっても「制度」として伴っていなければ意味がありません。

年次有給休暇に加え、子供の看護休暇や特別休暇など有給以外にもプラスアルファで休みをとれる制度があるとなお良いです。子供のためにとらなければならない休みは年に幾度となく出てきますから。

私は第一子の育休復帰時には、休みをとれる日数をほとんど消化してしまいました。

 

おわりに

ワークライフバランスが叫ばれてから数年、労働者の働き方改革は進んでいるようで、未だに休みをとるときは、同僚や上司の顔色を気にしながら、申し訳なさそうに休んでいる人が多いと思います。

そうではなく、仕事が期限までに終わるか、相手先に迷惑がかからないかということを第一に気にかけながら、休めるようになればいいのではないかと思います。